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怪盗はAM2:00
少女漫画描きのラブリーな毎日?(実はそうでもないです^^;)他愛無いひとりごとや近況、お知らせなど。

【わたしたちの教科書】感想

「面白い」というよりは「非常に考えさせられた」ドラマでした。このドラマの基本テーマ「いじめ」については、非常にデリケートであり、リアルにご自分と重ね合わせてらっしゃる方もいると思いますので、私の意見は書かないことにします。ドラマに関連して「いじめ」について「コメントしたい」というかたは、お手数ですが秘密コメントでお願いします(お返事できませんが)m(__)m以下ネタバレしています。


「世界を変えることはできますか?」
冒頭で、熱血・新米教師に突きつけられた生徒の言葉。その生徒の運命を軸に、生徒・教師・親・そして(このドラマのすごいところは)弁護士まで巻き込んでストーリーが展開していきます。要所要所に印象的なセリフが多く、また菅野さんをはじめ役者さんたちがみんな渾身で演技されているので、毎回心に響きました。

特に「今の子供たちの不可解な行動は、全て、信用できない大人たちへの自爆テロだ」との、心理カウンセラーの言葉。例えはショッキングですが、それだけ深刻なんだなと思いました。このドラマで一番感じたことは、大人と子供との間の壁。ここまで大きくなってしまったのか。昔の「教師がぶつかってやれば生徒はわかってくれる」的な学園ドラマとは明らかに違ってきている。清清しさは全くなく、生徒と同じくらい、教師も親も未熟で悩んでいる。逃げる。そして自分が可愛い。場合によっては子供よりも。一応大人をやってる者として、考えてしまいました。自分はどうか、と。果たして子供たちの手本となれるのか?実際に教育の現場にいたら、途方に暮れるかもしれません。もちろん、大人だって間違いますよ。未熟です。でもそれを子供たちに影響しないようにするのが大人なのかな、と思います。子供は未熟で多少の心配かけたっていい。でも、大人は。

ラストには、この手のドラマには珍しい「どんでん返し」が待っています。このドラマは裁判の勝ち負けなんかどうでもいいんです。どれが正義か悪かなんて誰にもわからない。ラストシーンにたどり着くまで、みんなに観て、考えてもらいたい、そんな作品です。

ラストのスタッフロールで、廃墟を疾走する制服姿の生徒たち。その背景とのギャップとBONNIE PINKさんの歌がリンクして非常に印象的。歌詞の中で繰り返し出てくる「Water」…「Water」…。「水」を歌っていながらこんなに「飢え」を感じるなんて。観るたびに胸が痛い。


4594053815わたしたちの教科書(上)
坂元 裕二 百瀬 しのぶ
扶桑社 2007-05-23

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B000OZ2GO4Water Me
BONNIE PINK 奥野真哉 Burning Chicken
ワーナーミュージック・ジャパン 2007-06-06

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  1. 2007/07/11(水) 10:44:17|
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